市川 喜猿 (5代目) イチカワ キエン

屋号
澤瀉屋

プロフィール

▼立役。目鼻立ちのすっきりした二枚目。キビキビした動きが小気味いい。せりふもしっかりしている。澤瀉屋一門の立廻りの名手として目立っていたが、名題に昇進して、時代物の武士でも世話物の若党や町人でもスーパー歌舞伎でも、ワキの中堅どころとして真摯に役をこなして活躍するようになった。踊りも得意で『奴道成寺』の所化なども安心して見ていられる。夏の勉強会で『菅原伝授手習鑑』賀の祝の梅王丸を演じた。

〔浅原恒男〕

経歴

芸歴

▼1975年生まれ。96年6月市川段四郎に入門し、中日劇場『俊寛』の船頭で市川段三郎を名のり初舞台。2003年7月市川猿之助(現・猿翁)門下となり、歌舞伎座『四谷怪談忠臣蔵』の奥田庄三郎ほかで市川喜猿を名のる。15年7月歌舞伎座『蜘蛛糸梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』の卜部勘解由季武ほかで名題昇進披露。

舞台写真

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