坂東 竹三郎 (5代目) バンドウ タケサブロウ

屋号
音羽屋
定紋
鶴の丸、八重かたばみ
生没年月日
昭和7(1932)年08月04日〜令和4(2022)年06月17日

プロフィール

経歴

芸歴

▼1932年8月4日生まれ。49年5月四代目尾上菊次郎の弟子となり、大阪・中座『盛綱陣屋』の腰元で尾上笹太郎を名のり初舞台。59年三代目坂東薪車(しんしゃ)と改名し名題昇進。67年3月菊次郎の名前養子となり、朝日座『吉野川』の久我之助(こがのすけ)ほかで五代目坂東竹三郎を襲名。78年上方舞の東山村流の二世家元となり山村太鶴を名のる。

受賞

▼1972年重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる。84年11月『ひらかな盛衰記』の山吹御前などで、96年10月『四天王楓江戸粧(してんのうもみじのえどぐま)』の緑木の内侍などで、2000年6月『恋飛脚大和往来』の井筒屋おえんで、02年7月『仮名手本忠臣蔵』六段目の母おかやで、07年6月『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』引窓の母お幸で、11年11月『曽根崎心中』の平野屋久右衛門で国立劇場優秀賞。1994、95年、99年に十三夜会賞助演賞。98年十三夜会賞奨励賞。2000年大阪市民表彰。03年第二十四回松尾芸能賞優秀賞。07年第十三回日本俳優協会賞特別賞。09年文化庁長官表彰。18年7月大阪松竹座『女殺油地獄』の母おさわで18年度大阪文化祭賞。22年第43回松尾芸能賞功労賞。

舞台写真