市村 竹松 (6代目) イチムラ タケマツ

屋号
橘屋
定紋
根上り橘

プロフィール

▼父・市村萬次郎写しの目元が特徴の若手立役。子役として『実盛物語』の太郎吉、『重の井子別れ』の三吉といった大役を勤めた後、学業優先のため舞台から遠ざかっていたが、大学卒業後の2013(平成25)年に本格復帰。その翌々年の2015(平成27)年には新作歌舞伎『あらしのよるに』で、眼鏡をかけた山羊はくを初演して話題に。2019(令和元)年10・11月にはスーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』で、小栗判官を支える六人衆の1人に挑戦。現代的な個性派という知性を輝かせた。

〔中村桂子〕

経歴

芸歴

▼1990年1月12日生まれ。市村萬次郎の長男。94年11月歌舞伎座〈十五世市村羽左衛門五十回忌追善〉『盛綱陣屋』の小三郎で六代目市村竹松を襲名し初舞台。

舞台写真

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