中村 時蝶 (初代) ナカムラ トキチョウ

本名
飯島俊雄
屋号
萬屋
定紋
揚羽蝶、かたばみ
生没年月日
昭和4(1929)年03月26日〜平成28(2016)年10月14日
出身
東京都
所属
伝統歌舞伎保存会会員

プロフィール

子役から三代目中村時蔵に師事し、以来四代目時蔵と現・時蔵、その子の現・梅枝と萬太郎まで四代にわたり萬屋一家に仕えてきた。よき時代の女方の雰囲気をもち、ふっくらと穏やかで上品な芸で、『名月八幡祭』の松本女房おつた、『直侍』の蕎麦屋女房おかよなどを当り役としていた。晩年は一門の御曹司たちの乳母役兼お師匠番としての役割が忙しく、舞台で存分に腕をふるう機会が少なかったのが残念だった。 最後の舞台は平成25年6月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の揚巻付遣手おかつ。

経歴

芸歴

三代目中村時蔵に入門し、昭和12年10月歌舞伎座『二条城の清正』の小姓で中村蝶丸を名のり初舞台。昭和18年中村蝶次郎と改名。昭和28年4月歌舞伎座で中村時蝶と改名し名題昇進。昭和40年4月伝統歌舞伎保存会会員の第一次認定を受ける。

受賞

平成3年6月松竹社長賞。平成14年第八回日本俳優協会賞功労賞、文化庁長官表彰。

舞台写真

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