中村 東三郎 (初代) ナカムラ トウザブロウ

屋号
加賀屋

プロフィール

▼立役・女方。名題に昇進した中村東志二郎は、2016(平成28)年に中村東三郎と改名した。仕丁や鳶の者、若い者、角力などさまざまな役が多いが、改名時は『鳥居前』の亀井六郎を演じた。伝統歌舞伎保存会研修発表会で『忠臣蔵』松切りの桃井若狭之助、『伊勢音頭』のお鹿を演じたこともある。女方にも挑戦し、師匠の中村東蔵のように女方を含めて老若男女どんな役も演じられる役者を目指している。関西弁に磨きをかけ上方和事にも取り組みたいと意欲を見せている。

〔横溝幸子〕

経歴

芸歴

▼1966年生まれ。90年国立劇場第10期歌舞伎俳優研修修了。4月歌舞伎座『女暫』の仕丁ほかで富山新也の名で初舞台。11月中村東蔵に入門し、歌舞伎座『一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)』の軍兵ほかで中村東志二郎を名のる。2016年1月歌舞伎座『義経千本桜』鳥居前の亀井六郎などで中村東三郎を名のり名題昇進。

受賞

▼1993年4月第十二回眞山青果賞敢闘賞。1997年1月『壇浦兜軍記』の立廻りで国立劇場特別賞。2014年11月『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』竹の間・御殿の腰元で国立劇場奨励賞、ほか。

舞台写真

写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます