澤村 昌之助 (初代) サワムラ ショウノスケ

本名
伊藤敞之肋
屋号
紀伊国屋
定紋
丸にい
生没年月日
大正10(1921)年04月02日〜昭和63(1988)年11月15日
出身
東京・浅草仲町

プロフィール

初代澤村宗之助の遺児で三兄弟の末弟。長兄が東映時代劇で主に悪役として活躍した二代目澤村宗之助、次兄が個性的な演技で知られた俳優・伊藤雄之助である。早く父を亡くし、兄たちと同様に子役を演じたあと映画入りして、時代劇映画の脇役として長く活躍した。映画俳優のころは澤村敞之肋、伊藤寿章などの芸名を名乗っていた。のちに歌舞伎に復帰し、尾上梅幸傘下となり、菊五郎劇団で主に脇役や老け役で活躍した。二人の兄たちほどくせのない落ち着いた地味な芸風で、面長の古風な役者顔に目が大きく細身のスッキリした容姿を生かし、晩年は『石切梶原』の六郎太夫などを演じていた。

【秋山勝彦】

経歴

芸歴

父は初代澤村宗之助、母は帝劇専属の女優だった鈴木徳子。昭和2年帝劇にて澤村敞之助(しょうのすけ)の名で初舞台。昭和8年東宝劇団入団。昭和12年東宝映画に入社。その後新東宝、日活(昭和42年退社)と映画で活躍。昭和49年2月菊五郎劇団に入団、それを機に澤村昌之助と改め歌舞伎に専念した。昭和54年4月伝統歌舞伎保存会会員の第五次認定を受ける。

舞台写真

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