尾上 菊三呂 (初代) オノエ キクサブロウ

屋号
音羽屋
所属
伝統歌舞伎保存会会員

プロフィール

▼女方。特徴のある風貌で、幕開きの並び腰元の1人でいてもすぐに覚えてしまう。だからといって決して異端的な存在ではなく、それどころか音羽屋の一門らしい端正で行儀のよい舞台ぶりで、着々と頭角を現してきた。師の尾上菊五郎や尾上菊之助の後見をつとめるなど信用も厚く、役どころも、『与話情浮名横櫛』源氏店の下女およしなど、名だたるベテランたちがつとめてきたワンランク上の役を手掛けるようになった。貴重な存在になる期待大だ。

〔上村以和於〕

経歴

芸歴

▼1983年2月尾上菊五郎に入門。同年6月尾上音女(おとめ)を名のり、9月公文協巡業『一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)』檜垣の腰元で初舞台。2000年5月初代尾上菊三呂を名のり歌舞伎座『源氏物語』の官女で名題昇進。

受賞

▼2009年重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる。

舞台写真

写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます